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第56回 全国茶審査技術競技大会 IN 京都

 

今年もやってきました、この時期が、全国より予選会を勝ち抜いた120名の選手です。

全国茶審査技術競技競技大会(闘茶会)はお茶の産地、品種を等を当てる競技会です。
(ワインのソムリエの様な感覚です。)

今年は、いにしえの都、京都での大会開催です。前回の広い会場とは違い狭いお茶市場での開催。
お茶の市場ですので、茶葉を見るのには抜群の環境なのですが …

神奈川県での練習は事務所なので普通の明るさですので、市場との明るさのギャップに…
すべての茶葉が綺麗ないお茶に見えてしまい、困惑

茶葉を見て当てる第3審査は10点中半分の5点しか正解ができなく、がっくり

普通ならその時点で、ダメだっと思い第4審査はあきらめムードになってしまうのですが
今年は、なんと・なんと5点満点が取れるは取れる、すべてがパーフェクトに当たり、自分でも驚きです。

でもトータルは30点と昇段するには2点足りず涙をのみました。
40点満点中32点の高得点をとらなければ7段へ昇段できない、ハードルの高さに打ち砕かれました。

技術大会には

4種類の審査があります。

第一審査 
浸出による茶品種鑑別競技。
(荒茶) 5分

7種類の品種の中から無作為に5種類の品種を選び、各湯飲みの中に茶葉を入、 お湯を注いで茶葉の品種を当てる競技です。


 
第二審査 外観による生産茶期別判定競技。(荒茶) 5分

荒茶(仕上げ前のお茶)一番茶・二番茶・三番茶の3種類2点づつ、6種類の茶葉を無作為に5点選び各茶葉を当てる競技です

第三審査 外観による生産地判定競技。(仕上茶) 10分

各産地の茶葉10種類が拝見盆の上に並べられており、外観(茶葉)の審査をする競技です

第四審査 煎出液服用による生産地鑑別競技。(仕上茶)

各産地のお茶を 花・鳥・風・月・客と5種類にわけ、湯飲みに抽出しお茶を5煎を1煎づつ順番に出され当てる競技で、 4回行ないます。 但し、2回目より5煎目を省略されます。 
解答方法はシールを貼付する事によって解答するので、後か答えを変更する事ができません。

この大会は、一年に一回開催され、全国から選び抜かれた茶業青年団員が一同に揃い、お茶に向かう真剣な表情、情熱はすごい物があり、短時間でお茶を見極め、判断する力が必要な大変難しい大会です。